年間平均気温22.9度、年間平均降雨量は約2,000mm、温暖で雨の多い亜熱帯海洋性気候です。最高気温は35度を越えない程度で、周りが海に囲まれた島のため日本本土に比べて風が入って来やすい性質を持っています。そのため日影・木陰で風が入ってくると涼しいです。
又、フィリピン海域で発生した台風が毎年沖縄へ上陸しています。風が強く最大瞬間風速は50m/sを超えることもしばしばあり、夏の風物詩と化しています。そのため暴風雨から家を守るために石垣を築いた住宅が多くあります。
周りが海に囲まれた沖縄の環境では、亜熱帯性の環境のため広葉樹や複雑な地形・気候変化の激しい環境に適応するため、独自の進化を遂げた動植物が数多く見受けられます。沖縄の自然では沖縄本島北部の山原(ヤンバル)や八重山諸島が生態系の宝庫で有名な地域として挙げられます。沖縄本島北部では飛べない鳥として有名なヤンバルクイナ(国指定天然記念物)、キツツキ科のノグチゲラ(国指定特別天然記念物)が生息。八重山諸島の西表島ではイリオモテヤマネコ(国指定特別天然記念物)、カンムリワシ(国指定特別天然記念物)などが生息しています。
沖縄本島の大きな川や海沿いの地域ではマングローブの群集が広く分布しています。髭を生やした木としてガジュマルも有名な樹木です。
※危険な動物としてハブも種・数ともに多く生息しています。中でも外来種であるタイワンハブに噛まれた場合、治療に使われる血清が現在無いため森では注意が必要です。
大宜味村にある滝で、高さは20mあります。
滝上部分から数えて、滝つぼへ水が流れ落ちるまでの間、七回軌道が変わることから七滝と呼ばれるようになったと言われています。部落の奥に位置するため辺りは静けさに包まれています。滝の流れ落ちる音と、森の声に耳を傾け、心と体をリフレッシュさせてみてはいかがでしょうか。近くの空地に駐車も可能なので、ドライブ途中のちょっとした気分転換に訪れるのもおすすめです。
所在地:沖縄県国頭郡大宜味村喜如嘉
国道58号線沿い道の駅大宜味の建物の裏側からすぐ見えます。木々が生い茂っており落差は15mから水が勢いよく流れ落ちてきます。
所在地:沖縄県国頭郡大宜味村根路銘
大宜味村にある平南川に合流するアザカ川にある滝です。急な岩の斜面を駆け下りていく感じで落差は20mあります。
所在地:沖縄県国頭郡大宜味村津波
国道58号線を北部向けに向かい、大宜味村にある平南橋を渡ってすぐ右折。5分ほど進むと左手にアガサ滝が見えてくる。さらに進むこと5分、ター滝下流が現われる。国頭村にある「比地大滝」とは違い、遊歩道が整備されていないので、自然の川登りを体験できるのが魅力。途中、ロープをつたって登ったり、場所によっては多少深いところもあるので、小さい子供は保護者同伴がよい。大人の足で20分程度川を登るとター滝が見えてきます。滝の落差は20m。
所在地:沖縄県国頭郡大宜味村津波
久志岳と辺野古岳を水源とする滝。高さは約28m、滝つぼの深さは約1.5mだが、近年は取水や山地開発の影響で水量の少ない日が多くなったと言われている。駐車場から小さな橋を渡った先にある森に包まれた鑑賞場には、夏の暑い日に涼を求めて訪れる人も多い。轟の滝を詠った琉歌や和歌も多く、古くから親しまれた癒しの空間だ。
所在地:〒905-0023 沖縄県名護市数久田604
タナガーとは沖縄の方言で手長エビのこと、グムイとは淵や池のことを指しています。落差は5mあります。この滝までの道のりは険しく、この一帯は昭和47年には国指定天然記念物となっており、リュウキュウアケビやクラマツツジなどの植物群落が見られます。避暑地として冒険心を抱いて訪れるのもいいでしょう。
所在地:沖縄県国頭郡国頭村字安波
国頭村にある滝で、高さは25mあります。遊歩道を登って比地大滝を眺めるのもいいけれど、それはちょっと大変だというちびっ子は、穏やかな下流で水遊び。やんばるの木々の下、冷たい水に足を踏み入れれば、真夏でも涼しい気分に!水辺の植物や、小動物を観察してみよう。
所在地:沖縄県国頭郡国頭村比地
浦内川にありマリュドゥとは「丸い淀」のこと。滝への道のりは先ずは船を使います。途中マングローブの群落も見られ運が良ければイリオモテヤマネコまでご覧になれるでしょう。軍艦岩船着場で船を降りそこからは徒歩。遊歩道がありますので小さなお子様でも歩きやすいですが、山道は滑りやすいので注意は必要不可欠。日本の滝100選にも選ばれるほど有名な滝で、滝幅20m、落差は16mですが比較的に川幅は広く感じます。ジャングルの緑から大小いくつもの滝が合流し、2段に分かれつつも大きな滝となって河口へと流れています。
所在地:沖縄県八重山郡竹富町上原870-3
マリュドゥの滝と同じく浦内川にあり、その上流へ250m程登った場所にある滝です。カンピレーとは「神の座する場所」という意味で、数段に分かれており約3mの高さで高低差は少ないですが200mの長さがあります。
所在地:沖縄県八重山郡竹富町上原870-3
ピナイ川にある県内最大で55mの落差を誇るのがピナイサーラの滝です。ピナイとは「ひげ」でサーラが「滝」のことで遠方からは老人の顎髭のように見えます。カヌー・カヤック又はトレッキングを楽しめるツアーも豊富にあり、休暇を取って参加し、恐る恐る真上から滝壺を覗き込んでみるのも醍醐味の1つです。滝壺の水を直接浴びることは西表島島内のルールでできませんが、岩の隙間を縫って出てくる水なら被れます。又、滝壺付近には泳げるスペースもあります。
所在地:〒907-1542 沖縄県八重山郡竹富町西表
西田川の上流にあり20~25分のトレッキングをしたあと、のんびりした気分で味わえるのがサンガラの滝です。落差は5m程ですが川幅がありますので友人たちと並んで頭から水を被れるでしょう。水圧やボコボコした岩の溜まり場には天然のジャグジーが作り出されており、遊びを満喫できるスポットになっています。
所在地:沖縄県八重山郡竹富町船浦
石垣市の荒川橋付近にあり20分ほど歩くと見えてきます。密林が影を作っており木漏れ日が煌めく下には、赤い岩の上を勢いよく流れ落ちていく荒川滝があります。落差は7mm程で観光地でもないのであまり人が来ることはございません。近くには唐人墓がございますので気が向いた方におすすめします。
所在地:沖縄県石垣市字桴海
桴海(ふかい)
管理団体:県民の森管理事務所(総合案内棟)
所在地:沖縄県国頭郡恩納村安富祖2028
管理団体:沖縄県平和創造の森公園管理事務所
所在地:〒901-0352 沖縄県糸満市字山城